酵素と水素水

ここでは酵素と水素水について述べています。

 

体内の酵素を増やすことに加えて、普段から水素水を摂るようにすることも、健康のために効果的です。

 

水素水には、酵素と同様、細胞の老化を促す活性酸素を除去する働きや血流を改善する効果がありますので、体内の酵素を増やしつつ、水素水を摂るようにすることは、健康維持や免疫力の向上に高い効果を発揮すると考えられます。

 

その「水素水」とは、具体的には水素分子(H2)が豊富に溶け込んでいる水のことです。

 

一般的には、この水素分子の濃度の値が1ppm(1リットルの液体に1mgの水素分子を含んでいる)以上であると、身体に良い影響を与えると言われています。

 

そもそも水素という元素は、わたしたちの体を構成している多くの物質を構成する元素でもあり、地球上で最も小さな原子です。

 

水素分子(H2)は体内や細胞内の隅々まで素早く自由に駆け回ることができるため、ポリフェノールなどの抗酸化作用をもつ物質よりも、体内の活性酸素を減らすことが出来るとして、注目を集めるようになりました。

 

ちなみに活性酸素は、酸素が電子を吸収する毎に、「スーパーオキシドラジカル」、「過酸化水素」、そして格段に酸化力が強いとされる「ヒドロキシルラジカル」と、だんだん過激な活性酸素になっていき、細胞内の遺伝子を傷つけてしまいます。

 

また、「ヒドロキシルラジカル」は「スーパーオキシドラジカル」の100倍もの酸化力を持つとも言われ、遺伝子や細胞膜を傷つける主な原因にもなるため、悪玉活性酸素と呼ばれています。

 

ところが水素分子(H2)は、細胞内の必要な場所に素早く到達して、悪玉活性酸素である「ヒドロキシル ラジカル」を選択的に除去するという特質があることが、日本医科大学教授の太田成男氏の研究チームによって明らかになったのです。

 

この水素分子(H2)のはたらきに関する研究報告は、医学界の最高峰の学術雑誌「ネイチャーメディシン」誌で発表され、大きな反響を呼びました。

現在は、日本医科大をはじめ、国内の有力大学や病院が水素分子(H2)の効果・効能に関する研究をさかんに行っています。

 

水素は代謝酵素を直接活性化する

 

特にがんや認知症、心筋梗塞やI糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、パーキンソン病、ミトコンドリア病、リウマチなど、様々な病気の症状に水素分子が有効であることが明らかになってきています。

 

また、水素にはミトコンドリアを元気にしたり、代謝酵素を直接活性化したりする働きがあるとされています。

 

そのため生きている酵素が含まれた新谷酵素などの酵素サプリメントと、水素の効果が確かに実感できる「浸みわたる水素水」などの水素水を組み合わせることは、健康維持や免疫力の向上に非常に効果的なのです。

 

ちなみに、この水素と酵素を組み合わせることで、がんなどの治療に大きな成果を上げている医師に、内藤眞禮生氏がいらっしゃいます。(詳しくは 内藤眞禮生『水素の力 酵素の力 人類を助ける究極の栄養素』アスペクト を参照してください

酵素と水素