ここでは酵素サプリメントの効果的な飲み方について述べています。
酵素サプリメントは基本的に、食べ物の消化を助けるためのものですので、食前に飲むことが最も効果的だといえます。
メインディッシュの前にまず副菜としてサラダを食べるのと同じで、消化の働きを助ける消化酵素が含まれている酵素サプリメントを食前に飲むようにすることで、これから胃に入ってくるたくさんの食べ物に対して消化の備えができるようになるのです。
もちろん食後に飲んでも効果はありますが、やはり食前に飲んでおいたほうがこれから行われる食事の消化に備えられるようになりますので、食後よりも食前に飲む方が酵素サプリメントの効果は発揮されやすいと考えられます。
また酵素サプリメントを飲む際は、熱いお湯と一緒に飲まないようにすることが大切です。
なぜなら酵素は熱に弱い性質があり、48~50℃を超えてくると次第に効果が失われてしまうからです。
そのため水と一緒に飲むことをおすすめしますが、その際、水道水ではなくミネラルウォーターや浄水器を通した水と一緒に飲むことが重要になってきます。
その理由は水には、ビタミンやミネラルといった補酵素・捕因子を運ぶという大切な役割があるからです。また、からだの健康を維持していくためには、細胞に良質な水が行き渡っていなければなりません。
しかし水道水の場合は、消毒のために塩素などを使っているため、細胞の酸化(サビつきや老化の原因)を促してしまうのです。
そのほか水の代わりにスポーツドリンクや市販のジュースと一緒に飲むこともオススメできません。なぜならスーパーやコンビニエンスストアで販売されている市販の飲料には、砂糖や果糖ブドウ糖液糖などが入っているため、酵素サプリメントでせっかく消化酵素を補給しても、それらの糖分を分解するのにたくさんの酵素を消耗してしまうからです。
酵素サプリメントは食間に飲むことで、消化されずに体内に溜まっている余剰物が分解され、そのことがデトックス(毒出し)にもつながってくることも考えられますので、飲むタイミングに関しては特に強い縛りはありませんが、熱いお湯やスポーツドリンクなどと一緒に飲むのは禁物です。
また酵素サプリメントは、夜の宴会などで食べ過ぎてしまった際や夕食の時間が遅くなってしまった時、消化不良を防ぐ目的で服用すると効果的です。